INTERNET SHRINE

Plug and Pray
and it will be given to you.

Prototyping a new god.

宗教学においては、儀式は、思想が行動として表現されるもので、それによって特定の宗教を信仰する者と信仰しない者を具体的に判別する事が出来るとし、個人ではなく、集団で行う事で教団として社会から認知されるとする所から、宗教集団を構成する要素の1つとして位置づけている。

インターネットにつながるということは、テクノロジーという教義が支配するワールドワイドウェブと呼ばれるの宗教世界に入っていく体験に近い気がする。一昔前、インターネットにつながるためにはダイアルアップ接続の手順を踏まなければならず、当時学生だったぼくは電話代を節約するために夜23時の定額時間帯になった瞬間に、パソコンの前に座してダイアルアップボタンを押すのが日課だった。それは今思うと図らずして儀式めいていたように思う。

今やネットに常時接続されていることが当たり前になり、ダイアルアップのような儀式はなくなってしまった。今や我々の生活空間のほとんどはWiFiというインターネットにアクセスするための見えない力で覆われている。ある日、WiFiスポットを神道の神に例えることを思いついた。その土地を守る神様であり、誰かが祈りを捧げると、そのご利益は地域全体に還元される。同様に、誰かがインターネット神社に祈りを捧げると、ご利益として一定時間その周辺にフリーのWiFiスポットが立ち上がり、インターネットに接続すること遠くの人とつながったり、一人の人間が知り得ないほどのあらゆる情報にアクセスできる。目に見えない神の力だ。もしかしたらインターネット神社が全国の各地に設置されることによって、日本人にとって新しい信仰が生まれるかもしれない。

Build Your Own Internet Shrine

インターネット神社はオープンソースの神社です。上記のレシピをふまえてソフトウェアとハードウエアを組み立てることで、誰でもご自分のインターネット神社の神主になることができます。※アプリケーションのソースコード、ロゴデータ、サウンドファイル、ハードウェアの仕様などは後日公開予定です。

2013/12/25 都内某所 インターネット神社仏閣

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©2014 Yasuhiro Tsuchiya & Yuta Takeuchi.